名刺は使うものではなく使われるもの
Day 1Y+ Day8
今年、名刺交換させていただいた方が300人以上。毎日お一人とはお会いしている感じです。申し訳ないことに、お名前と顔を一致させるのが非常に難しく(記憶力崩壊?)、そのためにも名刺は大切な備忘録ツールです。
とは言え、無造作にいただいた名刺を保管していても、うまく利用できないんですよね。素敵な名刺管理ソフトが世の中には一杯で、デジタル記憶させておくのが良いと、アドバイスもいただくのですが、いかんせん昭和営業スタイルが身についているせいか、アナログ手法でまずは名刺ホルダーに。…で、結局、あの辺に入れたはずなんだけど、どこだっけ? ってことになります。やれやれ。
以前は取引先の会社名毎に整理していれば事足りていたんですが、今は「個人」ベースでお付き合いさせていただくことも多く、なかなかに分類が難しいです。なので、単純にお会いした時期で整理し始めています。そうすると、昔にお会いしたものの、その後連絡とっていない方が明確になりまして、
「あ、これはご縁が無いんだな」
と、整理する踏ん切りがついて結構いいかも。…って思ってところで、はたと気づきました。
「あ、私の名刺もこんな感じで"整理”されっちゃってるんだろうな」
そうです。名刺ってその時点での単なる紹介ツールであって、決して人脈の証でもなんでもないんです。300人以上の方にお会いしたからと言って、相手の方とちゃんと関係ができているわけでもなんでもありません。相手の方が、久しぶりに名刺を見た時に、
「あ、しばらく会ってないから会いたいな」
と思わせるぐらいでないと、名刺を残してもらう意味がないということですね。
名刺は使うものだと思っていましたが、使われるものと自覚しました。