グローカルの力!(佐渡編)
Day +341
先日、人生初めての佐渡島に行ってきました♪
「志事」関係の出張です(^^)
学名Nipponia nipponとあるように、日本を代表する鳥。一時期、絶滅の危機に瀕しましたが(2003年に日本産のトキは絶滅、その後中国産による人工繁殖を経て)今では、野生のトキとして佐渡の空を羽ばたいています。おかげさまで、稲刈りの終わった田んぼの上をすいすいと飛ぶトキにお目にかかることができました。
トキと共生していくには、広い田んぼが必要ということらしく(餌となるドジョウなどがちゃんと生育できる環境が一定以上確保されている事が必須)、当然、広い田んぼから生まれるお米が「産業」として成り立たないといけません。トキが食べれるように、人間も”食べて”いかないといけないわけですから。
お米の市場は、素人の私でも何となくイメージできますが、日本では縮小トレンド。ブランド米と呼ばれる美味しいお米も、国内にとどまっていればパイの食い合いになってしまいます。そこで、直接海外の市場を開拓しようという動きになるわけですが、普通はなかなか思い切れないところだと思います。
今回訪問させていただいた、佐渡相田ライスファームさんは、そんな挑戦を実施されていました。(ご関心ある方は下記のURL参照ください)
感じたのはグローカルの力!
「トキを絶滅から救おう!」といった感情に訴える話と、経済的にも成り立つ絵を、地道に描き続ける努力。結果論だけ(しかも成功例だけ)しか見ていないと、この組み合わせをなかなか実感できないものだと思いました。
何せ、佐渡島といったって、”内陸部”の田んぼはメッチャ広くて、とても島とは思えないし…。実際に行われいることを理解から納得、共感につなげていくには、五感で感じる機会が必須なのかなと思います。
ローカル(≒身の回りの社会)をより良くしていくには、外に開いた大きい絵を描かないといけないし、少しづつ根気よくできるところから積み上げていかないといけないのだと、学びました。
「0歳起業家」も、もうすぐ「1歳起業家」になりますが、いろんな意味で「グローカル」にいきたい(行きたい/生きたい/活きたい)と思いました。
それにしても、佐渡、良かったわ~♪♪