インバウンドナビゲーター講座に参加して考えた 「お客様」と「おもてなし」
先日、インバウンドナビゲーター講座の実地研修として、丸の内のバルホッピング(居酒屋巡り?)を、海外からの方と一緒にしてきました♪
直接お話した方だけでも、ウズベキスタン,フランス,中国,マレーシア,タイ,ドイツ,コロンビア,アメリカと、様々。こうした企画に参加される方々ですから、日本への興味深々。中には、それは普通の日本人は知らないでしょうの日本通の方も。
凄く楽しい時間になったのですが、そこでちょっと自分なりに気づいたことが。
それは「お客様」と「おもてなし」に関して。
実は会の始めは何となくぎこちなかったのです。講座受講生(日本人)と参加の外国の方々、初対面なので、いきなり盛り上がるのは勿論難しいのです。でも、バルホッピングが一軒目、二件目、三軒目と続くと、あちらこちらから大きな笑い声が! え? アルコール入って、一緒に美味いもの食べていれば当然じゃんと。
そうですね、その力は大きいのですが、ポイントは「一緒に」なんですね。
「お客様」と「おもてなし」というと、どうしても、もてなす側ともてなされる側に分かれてしまいがち。してさしあげる側と、してもらう側と言い換えても良いですね。こうなると、同じ時間と場所をいくら共有しても、お互いが心の底から交わるということは、可能性として起こりにくいのでは? 「サービスが悪い!」とか「お客様だから仕方がない…」といった、それぞれの立場でだけで考えると、良い体験につながらない。
"一緒に、今この場を楽しむ”
という想いをいかに形として共有できるかがポイントなのでは?
「お金をもらっている/払っているの関係なのだから、両者には厳然として違いがある!」という考えは自分にもあります。しかしその考え方だけでは、窮屈すぎる。
勿論、プロフェッショナルならではの「おもてなし」というのが世の中にはたくさんあって、だからこその名店とか老舗なのですが、きっとそこには「無理」とか「わざとらしさ」とかを一切感じさせない「場」になっているはずだと思うのです。
そんなんこんなを考えた、楽しいバルホッピングの機会でした。
ちなみに、あまりにはしゃぎ過ぎて、どこかに眼鏡を忘れてきました(いまだに見つからず…泣き)
…うん? 過ぎたるは猶及ばざるが如し? いえいえ、これもま良きネタに(^^;)