「道楽の覚悟」 成功するシニア起業の秘訣?
Day 1Y+290
おお! もう10月ではないですか。
開業準備に向けて長期休暇を取ったのが一昨年の今月。
そうか2年になるのか。
その割には、まだまだ事業という状態になっていないな。
お届けする「プロダクトライン」もはっきりしていなし、売り上げも出たとこ勝負。
あぁ~、いつになったらシニア起業家として実績が伴ってくるのだろう…。
うーん悩める。
なんて悶々としていたら、とある方より一喝されちゃいました。
「あなた何のために起業したの? お金欲しかったんだったらそのまま会社にいたら良かったじゃない。道楽がしたかったんでしょ!」
ひょえ~っ!! 何もそこまでおっしゃらなくても。
道楽って、そりゃぁないでしょ…うん? 待てよ。
意外に良い視点をいただいたような気がしてきたぞ。
「道楽:(道を解して自ら楽しむ意から)①本職以外の趣味などにふけり楽しむこと。また、その趣味。 ②ものずき。好事(こうず) ・・・・」
広辞苑第三版より
もともとやりたいことをチャレンジしたくて始めたこと。
食うための働くだけではないものを求めて、(当時の)本業以外を楽しもうと決めたんだから、こりゃぁまさに道楽だわ。
そう思ったら悶々も晴れて、起業当時のわくわく感が舞い戻ってきました。
そうです、だからこそ甘い! と言われるんですよね。
資金繰りに苦しんで夜も眠れないことや、売掛金がぶっ飛んで胃に穴があくような経験とか、そんなんで事業家が育っていくことは知っているんです。
でも、シニア起業家って小さくコツコツのスタイルもありなのかなと。
不思議なもので、肩から力抜いて臨むと、アイデアとかやるべきことがはっきりしてくるんです。
「力でねじ伏せない熟練の技を見せたる!」
てな感じ。
…とは言え、「道楽」では迫力でませんし、お客様に申し訳立たないですね。
自然体に見える立ち居振る舞いの中にある本気の覚悟。
シニア起業の成功の秘訣はその辺なのかなと思いました。
まだまだ精進中です(^^;)