「逆転」に見る新規事業成功の極意?
Day 1Y+244
連日の「リオ観戦寝不足」からいよいよ解放されるかと思うと、ほっと一安心です…と言うのは当然嘘で、「熱い」戦いがしばらく見られなくなるという寂しさが一杯。「リオロス」ですね(^^;)
それにしても日本選手の活躍、見事でしたね~。ボルト、フェルペス、ネイマール等の活躍にも心踊るのですが、やはり「NIPPON!」と声を枯らしてのボルテージにはかなわない感じが。特に、内村選手の個人総合の鉄棒から「逆転」勝利のケースが多く、本当にドキドキワクワクする試合ばかり。まさに「筋書きのないドラマ」という感じでした。(心臓に相当の負担がかかったけど)
”なぜあそこから「逆転」できたのか?”
当然の疑問が湧いてくるのですが、凡人の私には到底思いもつきません。インタビューを何度見返しても、それぞれの選手のコメントは表現も違うし趣きも異なるので、そこから共通項や核心と思われることを抜き出すなんてことはとてもできません。「解説者」と呼ばれる人が色々と論評されるとは思いますが…。なので、逆に凡人の自分ならあの場でどうなるだろうと想像してみることにしました。
「このまま負けちゃっても俺も頑張ったし…銀メダルだっていいじゃん」
てなことは絶対思いますね。あ、これは劣勢の場合。逆にかなり優勢だと
「よっしゃあ~、これで行けるな。いよいよオリンピックチャンピオンだぜ」
とウキウキしだすことでしょう。いずれにせよ、試合中にも関わらず、「結果」を考えちゃう。これが「現在」に集中できないことにつながり、劣勢にせよ優勢にせよ、自分の能力発揮にリミットがかかってしまいそう。こうなると勝てないでしょうね。「メンタルが大事」とよく言われるのは、いかに自分の能力を引き出すことができるか、自分で限界を狭めていないか、ということなのかもしれません。
何か、こう書いていたら、ふと新規事業の企画会議の様子が浮かんできました。
「儲かるのか?」「売れる根拠は何か?」「そもそも市場はあるのか?」
はい、これは全て「結果」の話です。そこにばかり焦点をあてちゃうと、最初から委縮したアクションしかとれなくなってしまいます。場合によっては、アクションすら取らなくなる…。
メダルを争う選手たちが凄いのは、普段の練習。これに裏打ちされた実力あってこその「メンタル」。そもそも「結果」を気にするのは、ちゃんと「練習」を本気で重ねてからの話であって、「結果」を理由にチャレンジ(練習)もしないで、オリンピックの金メダルのような「100億円の新規事業」企画を立てて実現しろと言ってもね~。
ということで、弊社志事創業社は、2020年の東京に向けては、結果を気にせず「今」に集中しながら、練習を重ねていきたいと思います。
うーむ。これでいいのかという結論のような気もしますが(^^;)