「寛容」がビジネスを育てる
Day 1Y+181
なかなかブログが更新できない日々が続いております。
介護問題の当事者となっている関係もありますが、単なる「さぼり」との認識も濃厚です(^^;) ちなみに、介護当事者から見えてきたシニア市場の開拓視点、落ち着いたら絶対「ネタ」にしてみたいかと。
さて、話題は「寛容」について。
某東京都の首長の話、不倫や履歴詐称に揺れる芸能人の話題などなど、世間様の厳しさをまざまざと見せつけられる今日この頃。気が付くと、乗った電車が3分遅れると「ご乗車の皆さまには大変申し訳ありませんでした!」と丁寧に謝られ、混み合った往来で肩が触れようなものなら「ちっ! 使えないやつだな」と言われてしまう世の中になっていました。これ、正直、息詰まりませんかね?
効率主義なのか、無駄なことはしたくないのか、ともかく一直線に短時間で成果/回答に結びつけることが唯一絶対という価値観に、受験勉強を筆頭に幼かりし頃からさらされ続け、私たちは「まぁいいじゃんない」的なぬるさを表立って認められない体になっているような気がします。あるいは自分でわかる範囲の「正しいこと」を唯一の評価軸にしてしまうような振る舞い…。
こうした「不寛容」の姿勢って、ビジネスを新たに生むには、かなりの障害になっているなと思った次第です。
「儲かる理由がわからない」「時間がかかりすぎる」「もっと他にやるべきことがある」…。「不寛容」な姿勢が多くの斬新なビジネスアイデアをつぶします。いやいや、アイデアどころか、「あれは既存のルールに反しているのでは?」「怪しげな(≒理解不能な)行動は慎むべきだ」…といったコメントで挑戦者を消しにかかります。得体のしれないもの(新しいものは大概そういうもんですよね)への恐れなのか、否定なのか、はたまた嫉妬なのか…ともかく「不寛容」な言葉が前進を阻むことは間違いありません。一時期流行った「あなたのことを思えばこそ…」というのも、典型的なコメント例ですよね。
『弱い人間は決して許すことができない。許すということは、強い人間であることの象徴なのです』 マホトマ・ガンジー
だそうですよ! 本当、そうですよね。
日本にチャレンジが少ないのは弱すぎる人が多くなってきたからかも(私も存分に弱い)。だからこそ、ちょっとしたチャレンジには、どんどん「寛容」になっちゃいましょう。それが強い人を育てるんですよね。
お金や能力、時間に余裕がなくたって、「寛容」になるだけでチャレンジする人を応援できる!
ということで、ブログ更新の遅いシニア起業家にも、暖かい「寛容」を(^^;)