初の海外出張で感じたこと
Day +155
【出張】
①戦場に出て陣を張ること
②用務のため臨時にふだんの勤め先以外の所に出向くこと
広辞苑 第五版より
5月8日から11日までの4日間。台湾に初の海外出張に行ってきました! 目的は台湾における事業展開の可能性調査です…。
はい、実態は、台湾の旧友を訪ねるのがメインの旅であったことを正直ベースでお伝えしておきます(^^;)
台北には1995年から2000年まで赴任しており、勝手に自分では「第二の故郷」と呼んでいます。帰任後も仕事の関係で出張で訪れる機会が多かったのですが、ここ5年近く全くお邪魔できていませんでした。今年の3月に、台湾での旧友が日本に来た際に再会の機会があり、独立開業の話をしたら「ぜひ台湾に“遊び”においでよ!」という話になり、具体化したものでした。
この旧友、赴任時代に一緒に仕事をした仲間ですが、独立して事業を興し、いまでは5つの会社を経営している御仁です。「山あり谷ありで、大変だったけど、今は業績も想像の範囲で推移できているよ」といった彼から少しでも学べることがあったらなぁとの想いもありました。
結局のところ、台湾では一緒にゴルフしたり、ご飯食べたりと、楽しい時間ばかりすごし、仕事らしい話はほとんどしなかったのですが、
「起業してから、新しいチャレンジがどうすればうまくいくのか、そこをいつも考えるのが楽しいよ。失敗することとかうまくいかないことは普通のことで、それを心配して何もしないのが一番つまらないよね。」
という言葉をくれて、これだけで、台湾に来た甲斐があったなぁと、本当に思いました。
出張には、勿論お金も時間もかかります。日々の活動に汲々としている「零細企業(0歳起業)家」の現実論から言えば、とっても贅沢な時間だった思うのですが、将来に向けて、肌で感じる大切な事業展開のヒントをもらえました。
用務のためにどこかに行くだけでは勿体ない。戦をしにいくのも何かものものしい。仲間との旧交を温め、将来に向けての英気を養う、そんな出張があってもいいのかなと思ったしだいです。
と言いつつ、次回は旅費だけでもペイできるビジネスを作って出張しなければ、第二の故郷に錦を飾れないぞ!、と固く誓ったのでした。(^^;)