ただいま引っ越し中です!
Day 1Y+334
「おっと、ついにブログ中断か?」
とお嘆きの方が、何人いるかは存じ上げませんが、ちゃんと弊社志事創業社は稼働しておりますし、私も生きていますよ~(笑)
実は、こちらのブログ、もうすぐ引っ越しします!
新居ができることになったんです♪ いえいえ、オフィスを構えるとかいう話ではなく、いよいよ3期目を迎えるにあたり、ちゃんとホームページを作ることにしまして、そちらにブログも引っ越すことにしたのです。
オープンまもないホームページに、何もブログ記事がないのも寂しいので、少し新居のほうに書きながら準備などしているところだったんです。
「志事創業社」のホームページは、ブログに加えて、会社案内やらサービス案内など弊社からのお知らせが中心での運用となりますが、早々に「活き活きと志事されている方々」に突撃インタビュー等挙行して、その内容などもお伝えしていく予定です。
いわゆる「オウンドメディア」でやつですね……バズっちゃったかしら(^^;)
ご関心のある方は、今から時々「Age100.tokyo」とURLをダイレクトに叩いていただくか、「志事創業社」で検索ください(…あ、これだとまだ検索結果上位には来ないか) 近々、こっそり?リリースされていると思いますので。
引っ越し祝いは、落ち着いたところで実施できたらいいなぁと思っておりますw
(ちなみにこちらのブログもしばらく並列していきますので)
では新居の方でも、どうぞよろしくお願いします!
「道楽の覚悟」 成功するシニア起業の秘訣?
Day 1Y+290
おお! もう10月ではないですか。
開業準備に向けて長期休暇を取ったのが一昨年の今月。
そうか2年になるのか。
その割には、まだまだ事業という状態になっていないな。
お届けする「プロダクトライン」もはっきりしていなし、売り上げも出たとこ勝負。
あぁ~、いつになったらシニア起業家として実績が伴ってくるのだろう…。
うーん悩める。
なんて悶々としていたら、とある方より一喝されちゃいました。
「あなた何のために起業したの? お金欲しかったんだったらそのまま会社にいたら良かったじゃない。道楽がしたかったんでしょ!」
ひょえ~っ!! 何もそこまでおっしゃらなくても。
道楽って、そりゃぁないでしょ…うん? 待てよ。
意外に良い視点をいただいたような気がしてきたぞ。
「道楽:(道を解して自ら楽しむ意から)①本職以外の趣味などにふけり楽しむこと。また、その趣味。 ②ものずき。好事(こうず) ・・・・」
広辞苑第三版より
もともとやりたいことをチャレンジしたくて始めたこと。
食うための働くだけではないものを求めて、(当時の)本業以外を楽しもうと決めたんだから、こりゃぁまさに道楽だわ。
そう思ったら悶々も晴れて、起業当時のわくわく感が舞い戻ってきました。
そうです、だからこそ甘い! と言われるんですよね。
資金繰りに苦しんで夜も眠れないことや、売掛金がぶっ飛んで胃に穴があくような経験とか、そんなんで事業家が育っていくことは知っているんです。
でも、シニア起業家って小さくコツコツのスタイルもありなのかなと。
不思議なもので、肩から力抜いて臨むと、アイデアとかやるべきことがはっきりしてくるんです。
「力でねじ伏せない熟練の技を見せたる!」
てな感じ。
…とは言え、「道楽」では迫力でませんし、お客様に申し訳立たないですね。
自然体に見える立ち居振る舞いの中にある本気の覚悟。
シニア起業の成功の秘訣はその辺なのかなと思いました。
まだまだ精進中です(^^;)
『君の名は。』 何と言って紹介するのか?
Day 1Y+261
昼間にポコッと空いた時間が取れるのが、零細企業家の良いところです。(時間が財産と言っていながら、それでいいのかとの自分突っ込みはありますが) そんな時は、気になっていた美術展とか映画とかの鑑賞に充てることが多いです。
で、先日観たのが『君の名は。』
「結構いいよ~」と聞いていたのですが、これはかなり「やばい」(年寄が使っちゃいけない表現) ネタばれになるといけないので、内容については書きませんが、とてもうるっときちゃうお話でした。勿論、クレーマー型頑固おやじとしては「どっかからのいただきでしょう、これは」という点もあるのですが、「それがどうした」という感じでグイグイと引き込まれました。
ビジネスパーソン的な学びも、あったんです。
「一体お前は誰なんだ?」
映画の中でドキッとした言葉。
ドラッカーの名言に
What depending on whether want to be remembered.
何によって覚えられたいか
というのがあるのをご存知の方が多いと思います。
事業を進めていく上でのミッション(大儀)、あるいはパーパス(目的)をはっきりと自覚して打ち出せということなんだなと、自分なりに理解しています。
そこまで大仰な話でなくとも、人との出会い、交流の中で、「私はどんな人として皆さんに理解してもらいたいのだろう」という点は意識しておいて良いのかなと思います。
例えば、初対面の機会。どのような挨拶をするのかというのは、「何によって覚えられたいか」の大事な一歩ですね。ビジネスパーソンとして、自己紹介の機会が増えるのはそれだけ様々な可能性が広がっているということ。この大切な場面に事務的に所属と名前だけ言って名刺交換だけしてすますのは勿体ないです。かといって長々と口上を述べるのも変です。私の定番は「印象が薄い臼井ですが、アツく活動してます!」の一言添えての挨拶です。これで<おやじギャグ好き>で<場をあまりわきまえない>ちょっと不埒なキャラとして最初の一歩が踏み出せます。え? そんな程度で覚えられたいのかと。いえいえ言いたいところはそこではなくて、自分から仕掛けることが大事ということなんです。
「何によって覚えられたいか」は「他人の目を気にしろ」とか「空気を読め」とかといった受動的的な話ではなく、「こんな私です」をはっきり示していこうという能動的な話ではないかと。こうして自ら宣言してキャラ立ちしていく方が、よほど「人間関係」のストレスも低くなりそうです。勿論、自分ばっかり主張するのではなく、相手の「宣言」にもしっかり耳を傾けることが大前提です。(ここ、個人的に一番修行しなければいけないところなんですが)
満面の笑顔で聴きたいですね。
『君の名は。』
アートで楽しむ「色々」
Day 1Y+278
2013年から、アートエデュケーターの認定を受けて、ACP(もうすぐアートリップに改名予定)という”訓練されたファシリテーション技術に基づいて、対話しながら、絵画を感じ、発想していくプログラム”を時々実施させていただいています。あの世界遺産、西洋美術館でも経験有りというのがプチ自慢(^^)v
元々のオリジナルはニューヨーク近代美術館(MoMA)のmeet meという認知症の方向けの絵画鑑賞プログラムがオリジナル。日本で(社)アーツアライブが唯一の実施団体として普及を推進しています。
どんなプログラムかというと、絵画作品をグループで一緒に鑑賞しながら感想などを中心に対話を続けるという至ってシンプルなもの。しかし、実際に体験してもらうとわかるのですが、さまざまな発見がある時間になります。例えば、よくいただく感想の一つに、
「周りの人の意見が新鮮で、そんな見方もあるのかと感心しました」
というものがあります。参加者の絵画に対する知識量や興味の度合いはもちろん様々。さらには、認知症の方ご本人や家族の方、あるいは介護スタッフの方といった、ある意味通常なら立場の全く異なる人通しが一緒に参加するというケースがほとんど。このように「多様な」参加者通しがほとんど「平らな」状態で対話していくという体験をすることになるのですが、これが意外?にも超楽しい(という人が多いですw)
「まさかこの人が」と思うような方からのとんでもなく鋭いコメントや、思わず笑顔がこぼれるようなチャーミングな発言。あるいは、逆に自分の感想に「おお! なるほど!」といった反応。人の「色々」を素直に楽しく感じられる時間になります。
私自身「ダイバーシティ(多様性)の重要性」と喧伝されても、いまひとつピンと来なかったりしていたのが正直なところでしたが、このプログラムから「確かに”色々”ないと絵画はつまらんわ」と思えるようになり、これが大事なことかもしれんかなと。え? 水墨画は墨一色やんかと? それかて濃淡も筆致も「色々」ですやん。
…あ、いかん。連れ合いに禁止されている似非関西弁(一応兵庫出身ですが)使ってしまった。しまった(^^;)
あ~っと嬉しい驚きのあるアート体験。色々と広げたいと算段中です!
オーケストラの音合わせに学んだこと
Day 1Y+272
今日は娘の高校の文化祭。部活の管弦楽部のコンサートにいそいそと行ってきました♪
オーケストラの演奏会で必ず出くわすのが音合わせのシーン。音符も読めなければ勿論楽器も弾けない音楽素人の私にすら鳥肌の立つような一瞬です。これから奏でようとする素晴らしいハーモニーに向けて、全員でチューニングするこの時間が、チームをまとめるんだなぁと実感。それぞれの楽器の音色や旋律も全く別々なのに、一つの楽曲にしていくためには絶対外せないプロセスなんですね、きっと。
で、後付で調べたところによると、最初に音を出す(他の楽器が合わせる)のはオーボエだそうです。うん? コンマスのバイオリンとかじゃないの?
これには理由があるらしくて…一番大きい音が出る? 基本の音として安定している? 実は偉い人が好んでこの楽器を弾く?…どれも不正解だそうで、その場で「調律」できない楽器だからだそうです。つまり、他の楽器に合わせにくいからが理由。これって凄くないですか?
チームマネジメントの鉄則って「For The Team」というのが常識じゃないですか。自分のことを少し犠牲にしても、皆がチームのために尽くす。勿論、リーダー(オーケストラなら指揮者かなぁ)が強力に引っ張るというチームもあるわけですが、リーダーでもなんでもない(失礼!)「私は合わせるのが苦手なんで、皆さんの方から私に合わせてくださいね」という方に合わせちゃうのが定番とは。
でも、さらに色々考えると、何と理にかなったことかなと。それぞれの特徴を皆が理解した上で、演奏と言う目標に向けて、「苦手な部分も特徴なんだからそこだけ合わせちゃえばいいじゃん」ってことなんじゃないかと。バリアフリーとかユニバーサルデザインよりも進んでいるような気がします。
とまぁ七面倒くさい(と言うか屁理屈的)コメントはさておき、若人のさわやかなメロディに心洗われた時間となりました。そうです、考える前に聴いて楽しめですね(^^)/
著者近影のご縁
DAY 1Y+258
積読(つんどく)の癖はいつ頃ついたものかは知りませんが、それでも読後、「あぁこれを書いた人に会ってお話聴きたいなぁ」と思うような書籍と出会う事が楽しみで、ついついと購入が続きます。
その昔は、著者の方と直接お会いする機会を得ることはなかなかに難しく、せいぜい出版社に「ファンレター」を書いて、奇跡のようにつないでもらうか、出版記念サイン会などに出かけるくらいしか手はありませんでしたが、今は随分と違いますね。あ、勿論古典と呼ばれるような作品など、著者がご存命でない場合は今も会えることはかないませんが、そうでなければ、まずはコンタクトとることなどは十分可能になりました。著者名で検索すれば、アドレスなど結構見つかりますし、近々の「ライブイベント」などの告知も探せる場合などがあります。ある書籍とのご縁から著者と出会うという事は、もはや自分が図々しく動きさえすれば、かなり「日常」のことなのではないかと思います。
最近、身の回りで起きていることとして嬉しい驚き(&プチ自慢w)は、ご縁で知り合った方が出された書籍と出会う事です。そうです、順番が逆なんです。書籍から著者を知ったのではなく、知人となった方が書籍を出されるんです。昭和アナログ時代を生きてきた自分としては、書籍出す人=偉い人/凄い人と刷り込まれているので、この順番には本当に感動なんです。
ということで、ここで最近出版されたいくつかの書籍を(勝手にご縁いただいたと思っているので)紹介しますね。皆さん本当に「凄い人」&「素敵な人」たちなんです!
あ、勿論私なんかが申すまでもないんですけどね。
著者近影がやけに身近に感じる幸せ…え? これも単なるミーハー? いやいや決して全面否定はしませんが(^^;)
『人生の折り返し地点で、僕は少しだけ世界を変えたいと思った。』水野達男さん
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2204
『学校蔵の特別授業』尾畑留美子さん
http://www.obata-shuzo.com/shop/item.asp?id=230
『働く意義の見つけ方』小沼大地さん
http://www.diamond.co.jp/book/9784478025185.html
「定年クライシス」に効くはずの書籍紹介!
Day 1Y+249
「定年した後ってどんな生活になるのだろう?」
いわゆる大企業にお勤めの方の多くは、50歳前後を迎えると間違いなく気になる話題ですよね。何せ云十年も企業人として仕事してきたのですから、その生活からの変化が想像できません。で、「これで安心あなたの老後…」みたいなタイトルに惹かれて情報を集め出すと、そのほとんどが「お金」の話。しかも「老後破産」とか「下流老人」とか不安を煽るようなネタばかり。ますます憂鬱な気分になっていきます。「やっぱり生活切り詰めながらつましく生きていくしかないかなぁ…」
はい、私はこれを「定年クライシス」と呼んでみたいです。実際に定年を迎えた方に訪れる「危機」の話ではなく、「定年」と聞いただけで気持ちや行動が縮こまっていく状態に陥ってしまう「危機」のことです。
「定年クライシス」の怖さは、本人にあまり自覚がないことです。私も経験者だったからこそわかります。そこで提案は「定年クライシス」対策の一つとしての読書。しかもノンフィクションのルポとかじゃなくて小説。 え? って感じだと思いますが、これが結構効果高いのでは思っています。「定年後の生活」をエンタメとして楽しむ時間を作ることで、「定年恐れるに足りず」との心持が養われるはず。
で、私が読んだ中でのお薦めとしては…
『ひなた弁当』 Amazon.co.jp: ひなた弁当: 本
主人公のあり得ないような生命力の目覚めに、心底笑うしかありません。
『オールド・テロリスト』 Amazon CAPTCHA
ちょい悪どころじゃないスンゴイじっちゃん達が、もはや爽快。
『終わった人』 Amazon CAPTCHA
読んでいて思わず文句をぶつぶつ言いたくなるような主人公に、実は親近感。
ね? 定年したってこんなもんですよ…事実は小説よりもっともっと奇なりで、さらにエンタメなんですけどね(^^;)